「あめふり」は、
北原白秋作詞・中山晋平作曲
なんだな
「雨」
北原白秋作詞・弘田龍太郎作曲
も、いいな。とぢちらも白秋なのか
ぬこかわいいよねーよねーー
今ニコニコで「今日家族になったばかりの柴犬が下駄箱の下から出たいようです」で悶えてた。
リューにゃ一旦おかえりなさーい
きっとアニーにゃはそれだけ話してくれるにゃー!
眼科かー
(待合室で幼女におかしな視線を投げかけないように)きをつけてー!
柴はいい、が紫はいい、に見えた。
いつから2人は紫好きになったのだろうとおもってしまった(ぉ
柴犬は可愛いですねー。
ういろううり・・・
せっしゃ
親方と申すはお立会いの中にご存知のお方もございましょうが
お江戸をたって二十里上方、相州小田原一色町をお過ぎなされて
青物町を上りへおいでなさるれば・・・・・・・
まぁ最初はいいとして、外郎売のメインは早口言葉だ。
そりゃそりゃそらしょりゃまわってきたわ、
回ってくるはあわや喉
サタラナ舌にカ牙サ歯音ハマの二つは唇の軽重
かいごうさわやかに
アカサタナハマヤラワ オコソトノホモヨロヲ
ひとつへぎへぎにへぎほじはじかみ
ぼんゴメぼんマメぼんごぼう
つみ蓼つみ豆つみ山椒
書写山の社僧正
こごめのなまがみ、こごめのなまがみ、こんこごめのこなまがみ
儒子、緋儒子、儒子、儒珍、
親も嘉兵衛、子も嘉兵衛、親かへい子かへい、子かへい親かへい、
えっと、アナウンサーとか演劇やる人とか、
とにかく喋る仕事の人が必ずといっていいほどやるのがこの「外郎売」の台詞。
これが噛まずにいえたらすごいぞ。
拙者親方と申すは、お立ち会いの中に、御存じのお方もござりましょうが、お江戸を立って二十里上方、相州小田原一色町をお過ぎなされて、青物町を登りへお出でなさるれば、欄干橋虎屋藤右衛門、只今は剃髪いたして、円斉と名乗りまする。
元朝より大晦まで、お手に入れまする此の薬は、昔ちんの国の唐人、外郎という人わが朝へ来たり、帝へ参内の折から、此の薬を深く籠め置き、用ゆる時は一粒づつ冠の隙間より取出す。世って其名を、帝より「頂透香」とたまわる。即ち文字には、「いただき、すく、におい」と書いて「とうちんこう」と申す。
只今は此の薬、殊の外世上に弘まり、方々に似看板を出し、イヤ小田原の、灰俵の、さん俵の、炭俵のと色々に申せども、平仮名を以て「ういろう」と記せしは親方円斉ばかり、
もしやお立ち会いの内に、熱海か塔ノ沢へ湯治にお出でなさるか、又は伊勢参宮の折からは、必ず門違いなされまするな。お登りならば右の方、お下りならば左側、八方が八つ棟、おもてが三つ棟玉堂造、破風には菊に桐のとうの御紋を御赦免有って、系図正しき薬でござる。イヤ最前より家名の自慢ばかり申しても、御存知ない方には正身の胡椒の丸呑、白河夜船、さらば一粒食べかけて、其の気味合をお目にかけましょう。
かように一粒舌の上にのせまして、腹内へ納めますると、イヤどうも言えぬは、胃、心、肺、肝がすこやかに成って、薫風喉より来り、口中微涼を生ずるが如し、魚鳥、きのこ、麺類の食合わせ、其他、万病速効あること神の如し。
さて、この薬、第一の奇妙には、舌のまわることが銭独楽が裸足で逃げる、ひょっと舌が回りだすと、矢も楯もたまらぬじゃ。
そりゃそりゃ、そらそりゃ、廻ってきたは、廻ってくるは、あわや喉、サタラナ舌に、カ牙サ歯音、ハマの二つは唇の軽重、開合さわやかに、アカサタナハマヤラワ、オコソトノホモヨロヲ、
一つへぎへぎに、へぎほしはじかみ、
盆まめ、盆米、盆ごぼう、
摘蓼、つみ豆、つみ山椒、
書写山の社僧正、
粉米のなまがみ、粉米のなまがみ、こん、粉米のこ・な・ま・が・み、
繻子、ひじゅす、繻子、繻珍、
親も嘉兵衛、子も嘉兵衛、親嘉兵衛、子嘉兵衛、子嘉兵衛、親嘉兵衛、
古栗の木の古切口、
雨合羽か番合羽か、
貴様の脚絆も皮脚絆、我らが脚絆も皮脚絆、
しっかは袴のしっぽころびを、三針はりなかにちょと縫うて、ぬうてちょとぶんだぜ、
かわら撫子、野石竹、のら如来、のら如来、三のら如来に六のら如来、
一寸先のお小仏に、おけつまづきやるな、
細とぶにどじょ、にょ・ろ・り、
京の生鱈、奈良生学鰹、ちょと四五貫目、
お茶立ちょ、茶立ちょ、ちゃっと立ちょ茶立ちょ、青竹茶筅で、お茶ちゃと立ちゃ、
来るわ来るわ何が来る、高野の山のおこけら小僧、
狸百匹、箸百膳、天目百杯、棒八百本。
武具・馬具・武具・馬具・三武具馬具、合わせて武具馬具・六武具馬具、
菊・栗・菊・栗・三菊栗、合わせて菊・栗・六菊栗
麦・ごみ・麦・ごみ・三麦ごみ・合わせて麦・ごみ・六麦ごみ、
あの長押の長薙刀は誰が長薙刀ぞ、
向こうの胡麻殻は、荏の胡麻殻か・真胡麻殻か、
あれこそほんの真胡麻殻、
がらぴいがらぴい風車、
おきゃがれこぼし、おきゃがれ小法師、
ゆんべもこぼして又こぼした、
たあぷぽぽ、たあぷぽぽ、ちりから、ちりから、つったっぽ、
たっぽたっぽ一丁だこ、
落ちたら煮てくを、煮ても焼いても食われぬ物は、
五徳・鉄球・かな熊・どうじに・石熊・石持・虎熊・虎きす、
中にも東寺の羅生門には、茨木童子がうで栗五合つかんでおむしゃる、かの頼光の膝元去らず
鮒・きんかん・椎茸・定めてごたんな・そば切り・そうめん・うどんか・愚鈍な小新発地、
小棚の、小下の、小桶に、こ味噌が、こ有るぞ、こ杓子、こもって、こすくって、こよこせ、
おっと、がてんだ、心得たんぼの、川崎、神奈川、程ヶ谷、戸塚は、走って行けば、
やいとを摺りむく、三里ばかりか、藤沢、平塚、大磯がしや小磯の宿を、七つ起きして、
早天そうそう相州小田原とうちん香、
隠れござらぬ貴賤群衆の、花のお江戸の花ういろう、
あれあの花を見て、お心をおやはらぎゃという、
産子・這う子に至るまで、此のういろうの御評判、
御存知ないとは申されまいまいつぶり、角出せ、棒出せ、ぼうぼうまゆに、臼、杵、すり鉢、ばちばちぐわらぐわらぐわらと、羽目を外して今日お出でのいづれもさまに、
上げねばならぬ、売らねばならぬと、息せい引っぱり、
東方世界の薬の元締、薬師如来も照覧あれと、ホホ敬って、
(本文)かように一粒舌の上にのせまして、腹内へ納めますると、イヤどうも言えぬは、
(現代語訳)こんなふうに舌の上に一粒乗せて飲み込むと、いやぁ、なんともいえない感じ!!
(本文)胃、心、肺、肝がすこやかに成って、薫風喉より来り、口中微涼を生ずるが如し、
(現代語訳)
なんか色々健やかな感じでさわやかな風が喉から吹いてくるようだ!!口の中がとってもさわやか!!
(本文)
魚鳥、きのこ、麺類の食合わせ、其他、万病速効あること神の如し。
(現代語訳)
キャベジンみたいな効果があって、なんにでも効くんだよ。
マジ神だよ、このクスリ。
(本文)
さて、この薬、第一の奇妙には、舌のまわることが銭独楽が裸足で逃げる、ひょっと舌が回りだすと、矢も楯もたまらぬじゃ。
(現代語訳)
あと、このクスリが不思議なのはスゲーしたが回るようになるんだよ。
まじ喋りだしたらとまんねぇよ??
あちこちの放送局でアナウンサーの訓練に使ってるらしいけれど、少しずつ細かい所が違ってるって話だったな
本来は歌舞伎十八番のうちのひとつだから、そこで使われているのが本来なんだろうけど