ある辺境の村に「人狼」が入り込んだ。

人狼は白昼の下では無害な村人の姿をとっているが、日が落ちると狼に変じて人を食う。村人には人狼の正体を見極める力がない。彼らにできるのは、村民会議を開き、疑わしい住人を処刑することだけだ。

狼少年 アイス が村を訪れた。

【天の声（kiri）】

とりあえず２０時１０分開始。

神父 ステファーノ が村を訪れた。

少女 ベアトリーチェ が村を訪れた。

青年 チェザーレ が村を訪れた。

猟師 ジルベルト が村を訪れた。

貴族の娘 クラウディア が村を訪れた。

娼婦 エルヴィラ が村を訪れた。

【天の声（kiri）】

えーと、なんか結構集まってる。
どうしましょうか。８人いくまで待つか、１０分にははじめるか。

【天の声（kiri）】

あい。
じゃあ次もあることだし、点呼とったら開始で。

【天の声（kiri）】

エルはいるか？

狼少年 アイス は村を立ち去った。

【天の声（kiri）】

開始

この村には……人狼が1人、占い師が1人、狂人が1人、村人が3人、いるようだ……。

朧に輝く弦月が空を支配し、最初の夜が訪れた。

　青年 チェザーレ は 少女 ベアトリーチェ を占った。

　神父 ステファーノ を狙う。