ある辺境の村に「人狼」が入り込んだ。

人狼は白昼の下では無害な村人の姿をとっているが、日が落ちると狼に変じて人を食う。村人には人狼の正体を見極める力がない。彼らにできるのは、村民会議を開き、疑わしい住人を処刑することだけだ。

狼少年 アイス が村を訪れた。

猟師 ジルベルト が村を訪れた。

女中 ビアンカ が村を訪れた。

飲んだくれ バティスタ が村を訪れた。

村長 ルチアーノ が村を訪れた。

貴族の娘 クラウディア が村を訪れた。

神父 ステファーノ が村を訪れた。

村娘 ヴァレリア が村を訪れた。

庭師 ロレンツォ が村を訪れた。

【天の声（王子様）】

アイス抜いてやってみますか？
それとも、他に人が来るのを待ってみますか？

【天の声（王子様）】

アイスがないと、いきなり自分が死ぬこともあるんですよ。
それでもいいのかな…クックック

【天の声（王子様）】

人が来ないのでアイス抜きでやってみますか
それでは皆さん、ごきげんよう
検討を祈っています

【天の声（王子様）】

狂人編成だそうですけど、どうしますか？

【天の声（王子様）】

狂人は占うと村人判定されるんだけど、
狼側の人間なんですよ。
だから狼に有利な展開にもっていかないとけないんです。
村を混乱させて狼を勝利に導く重要な役割です。

【天の声（王子様）】

はい、じゃあ、はじめまーっす

狼少年 アイス は村を立ち去った。

この村には……人狼が2人、占い師が1人、狩人が1人、村人が4人、いるようだ……。

朧に輝く弦月が空を支配し、最初の夜が訪れた。

　猟師 ジルベルト を狙う。

　庭師 ロレンツォ は 村娘 ヴァレリア を占った。

　女中 ビアンカ は 村娘 ヴァレリア を護衛している。