ある辺境の村に「人狼」が入り込んだ。

人狼は白昼の下では無害な村人の姿をとっているが、日が落ちると狼に変じて人を食う。村人には人狼の正体を見極める力がない。彼らにできるのは、村民会議を開き、疑わしい住人を処刑することだけだ。

貴族の娘 クラウディア が村を訪れた。

少年 ファビオ が村を訪れた。

高利貸 セルジオ が村を訪れた。

村娘 ヴァレリア が村を訪れた。

吟遊詩人 アレッシオ が村を訪れた。

飲んだくれ バティスタ が村を訪れた。

女中 ビアンカ が村を訪れた。

庭師 ロレンツォ が村を訪れた。

【天の声（にょろ）】

10時開始で。

村長 ルチアーノ が村を訪れた。

【天の声（にょろ）】

点呼取るので挙手お願いします。

【天の声（にょろ）】

2人まだ戻ってないようなのでとりあえず5分後の8分まで待ちます。

【天の声（にょろ）】

全員集合したので開始します。

この村には……人狼が2人、占い師が1人、狩人が1人、村人が5人、いるようだ……。

朧に輝く弦月が空を支配し、最初の夜が訪れた。

　飲んだくれ バティスタ は 高利貸 セルジオ を占った。

　村娘 ヴァレリア は 貴族の娘 クラウディア を護衛している。

　庭師 ロレンツォ を狙う。