ある辺境の村に「人狼」が入り込んだ。

人狼は白昼の下では無害な村人の姿をとっているが、日が落ちると狼に変じて人を食う。村人には人狼の正体を見極める力がない。彼らにできるのは、村民会議を開き、疑わしい住人を処刑することだけだ。

狼少年 アイス が村を訪れた。

【天の声（Xiwong）】

0:30開始。

怪人二十一面相 が村を訪れた。

怪獣 が村を訪れた。

獣神なびあ が村を訪れた。

名探偵明智１８歳 が村を訪れた。

【天の声（Xiwong）】

18歳というのは、どこの惑星の暦で数えたのでしょうね……。

モグラ怪獣ぐもんぐ が村を訪れた。

あ が村を訪れた。

【天の声（Xiwong）】

この人数で開始します？

どして坊や が村を訪れた。

【天の声（Xiwong）】

＞坊や
あなたのような人が滑り込むのを待っているからかもしれませんね。

【天の声（Xiwong）】

……まあそろそろ開始しましょうか。

狼少年 アイス は村を立ち去った。

【天の声（Xiwong）】

ああ。いちおう確認。二十一面相は在席でしょうか？

この村には……人狼が1人、占い師が1人、狂人が1人、村人が4人、いるようだ……。

朧に輝く弦月が空を支配し、最初の夜が訪れた。

　どして坊や は 名探偵明智１８歳 を占った。

　どして坊や を狙う。